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「英国王のスピーチ」&「ブラックスワン」 Oscarの明と暗?! [映画]

この度の震災で被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。
震災後はいくつかの想いと仕事が錯綜し、更新を控えておりました。
本日よりリスタート致しますので宜しくお願い致します。

GW前後に立て続けにOscar受賞作を観る機会があり、さまざまな
対比に映画の良さを再認識いたしました。
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「THE KING'S SPEECH」は歴史的な事実に基づくものとはいえ
やはりホンを始めとする全てのバランスが素晴らしく、
この作品がOscarではオリジナル脚本賞をはじめ4部門を
獲得したのも頷ける出来栄えです。
またある意味、皇室にとって触れられたくない史実の映画化を
認める英国王室の懐の深さに「THE QUEEN」同様に感銘を受けました。

派手な描写はほぼなく、淡々と続くまさしく科白劇に、緊張しながらも
引き込まれる作品の力は、監督と役者の信頼関係があっての事と想像出来、
それはそのままジョージ6世とライオネルの関係にも結び付きます。
結果、前評判を二分した「ソーシャルネットワーク」が脚本の圧倒さで勝負した
ように感じられてしまい、その差が今回Oscarをもたらしたように思われます。
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かたや、Oscar受賞がなければ日本公開すら危ぶまれた?「ブラックスワン」は
ナタリー・ポートマンに初OscarのみならずGG賞と英国アカデミー賞までも
もたらした作品です。
が、しかしその他の部門で、全くといって受賞が無いのが「THE KING'S SPEECH」
とは対照的。ナタリーを限りなく引き立てたヴァンサン・カッセルすら助演男優賞にも
選ばれていないとは!ある意味今までのイメージをかなぐり捨てたナタリーへの
「頑張ったで賞」だったのか?と思ってしまうハイドでございました。
それにしてもバレエ映画でこんなにホラ―な気分を味わうとは全く想定外。
オープニングのあまりに拙いバレエを見せられてしまうと、抜擢された辺りから
エンデイングまでが全てが夢?妄想?だったのでは?とも解釈できます。
劇場でまた、観たいとは思いませんが、DVDではその辺りを確認したい
ような気もいたします。
(うーん、久々なのでちょっと切れ味が悪いです~)








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