「東京よっぱらい通信」の映画&DVD日記
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/
お芝居に漫画、ホームシアター、グルメ等もランダムに掲載。よっぱらってますので関係者の皆様、何卒ご容赦を!
J・ハイド
2013-01-02T01:05:36+09:00
ja
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謹賀新年&正月映画前半戦
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2013-01-02
すっかりご無沙汰しておりましたが、あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願いします。さて、まずは007の新作、スカイフォール。ダニエルもすっかり、007が板について来たなあというのはこの立ち姿。お気楽ボンドではなく、内面までに踏み込んだというところで評価が2分されますが、鑑賞料の損はないでしょう。さて、本格的?時代劇として出演者がすごいエネルギーを発しているのは男女逆転の2作目「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」TVシリーズも荒唐無稽?なSF的設定をうまく日常化した力作でしたが、この映画版はラスト20分で一挙に持って行かれます。前作のような美少年&青年ものではないので、ちょっと話題性にかけるかもしれませんが、純愛物時代劇とすれば、なかなかの力作として、お勧めです。次はレミゼ、96時間、東京家族でしょうか?今年も(は?)ぼちぼち更新目指します~
映画
J・ハイド
2013-01-02T01:05:36+09:00
あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願いします。
さて、まずは007の新作、スカイフォール。
ダニエルもすっかり、007が板について来たなあ
というのはこの立ち姿。
お気楽ボンドではなく、内面までに踏み込んだという
ところで評価が2分されますが、鑑賞料の損はないでしょう。
さて、本格的?時代劇として出演者がすごいエネルギーを
発しているのは男女逆転の2作目「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」
TVシリーズも荒唐無稽?なSF的設定をうまく日常化
した力作でしたが、この映画版はラスト20分で一挙に持って行かれます。
前作のような美少年&青年ものではないので、ちょっと話題性に
かけるかもしれませんが、純愛物時代劇とすれば、なかなかの
力作として、お勧めです。
次はレミゼ、96時間、東京家族でしょうか?
今年も(は?)ぼちぼち更新目指します~
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世界最速公開?「THE AMAZING SPIDER-MAN」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2012-06-25
標題の触れ込みに負け?拝見しました、サムライミ監督版から10年たったスパイダーマン新作。あのう、ピーター・パーカーがこんなにイケメンだと、いきなりラブシーン続発になってしまって困りますう。。。前作はオタクの星のカメラ小僧に、急にモテキがやってきた!てな感じだったのですが、今回の作品のピーターはいきなりコンタクトしてるタイプで草食系男子の典型ですな。。サムライミ版のような強烈なNYタイムズ?の編集長のようなキャラもいなくて、ジャイアンのような友達、フラッシュさえイイ奴だったりする。映像はたしかに素晴らしいですが、これがAmazing!かというと。。さて、コロンビア映画を救ったというほどの興行成績となるか?皆様の評価をお待ちしましょう。
映画
J・ハイド
2012-06-25T02:02:59+09:00
10年たったスパイダーマン新作。
あのう、ピーター・パーカーがこんなにイケメンだと、いきなりラブシーン
続発になってしまって困りますう。。。
前作はオタクの星のカメラ小僧に、急にモテキがやってきた!てな
感じだったのですが、今回の作品のピーターはいきなりコンタクト
してるタイプで草食系男子の典型ですな。。
サムライミ版のような強烈なNYタイムズ?の編集長のようなキャラも
いなくて、ジャイアンのような友達、フラッシュさえイイ奴だったりする。
映像はたしかに素晴らしいですが、これがAmazing!かというと。。
さて、コロンビア映画を救ったというほどの興行成績となるか?
皆様の評価をお待ちしましょう。
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GW映画の快作&怪作達!
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2012-05-05
更新すっかりご無沙汰ですが、故あってこれからバリバリ行きます。GWは大型連休ですが、映画も久々に大型作品から洒落た小作まで目白押し!その中でハイドお勧めの3作品をご紹介します。まずは邦画史上、最大のおバカ映画と思っていた「のダメ」を超えた「テルマエ・ロマエ」阿部寛さんの怪演の話題が集中してますが、実は大河の明智光秀こと?市村正親さんの舞台さながらの演技が、もう超時空なシュールさです。これをイタリアで公開を狙うCXもフツ―じゃないですが、HBOのドラマ「ROME」のオープンセットを借り得た幸運も手伝って、飛んでもない説得力を持っています(笑)原作を巧く再構成している部分に、ホンも微妙によく出来ていて、おかしな登場人物に共感を覚えることでしょう(*^_^*)のダメ前篇の武内英樹監督、恐るべしデス。次は大作の陰に隠れてやたら評判のよい「Black & White」Men in Blackに引っかけたのか?原題は「THIS MEANS WAR」でこの方が全然わかりやすいんですが。。。(・。・;新スタートレック、アンストッパブルと良作をモノにしてるクリス・パインと英国では新進気鋭のトム・ハ―デイ、キューテイ―ブロンドでハリウッドのヒロインズの一人R・ウィザースプーンと若手で固めたキャストですが、これもホンが素晴らしく抜けが良い。Cエンジェルのマック・G監督がハリウッドのおバカ映画代表として真剣におバカしてます。テルロマと並ぶカップル向けお気楽ムービーです。最後にご紹介はAcademy Awardsに輝く「THE ARTIST」映画好きの二人なら、本当にお勧めです。名作へのオマージュをこめながら、まったくのオリジナル脚本。モノクロ&無声にほぼ徹した分を車両やセット、衣装の世界観モブシーンのリアルさに費やし、プロの技をみせてくれます。要所に名犬リンチンチンを思わせる子犬の存在が、実はこの作品の間口を非常に広いモノにしています。という訳で、最後はちょっと真剣に観ていただきたい作品です。ともかく、楽しいGWにふさわしい3作品、お勧めいたします。
映画
J・ハイド
2012-05-05T02:10:54+09:00
GWは大型連休ですが、映画も久々に大型作品から洒落た小作まで
目白押し!その中でハイドお勧めの3作品をご紹介します。
まずは邦画史上、最大のおバカ映画と思っていた「のダメ」を超えた
「テルマエ・ロマエ」
阿部寛さんの怪演の話題が集中してますが、実は大河の明智光秀こと?
市村正親さんの舞台さながらの演技が、もう超時空なシュールさです。
これをイタリアで公開を狙うCXもフツ―じゃないですが、
HBOのドラマ「ROME」のオープンセットを
借り得た幸運も手伝って、飛んでもない説得力を持っています(笑)
原作を巧く再構成している部分に、ホンも微妙によく出来ていて、
おかしな登場人物に共感を覚えることでしょう(*^_^*)
のダメ前篇の武内英樹監督、恐るべしデス。
次は大作の陰に隠れてやたら評判のよい「Black & White」
Men in Blackに引っかけたのか?原題は「THIS MEANS WAR」で
この方が全然わかりやすいんですが。。。(・。・;
新スタートレック、アンストッパブルと良作をモノにしてるクリス・パインと
英国では新進気鋭のトム・ハ―デイ、キューテイ―ブロンドでハリウッドの
ヒロインズの一人R・ウィザースプーンと若手で固めたキャストですが、
これもホンが素晴らしく抜けが良い。Cエンジェルのマック・G監督が
ハリウッドのおバカ映画代表として真剣におバカしてます。
テルロマと並ぶカップル向けお気楽ムービーです。
最後にご紹介はAcademy Awardsに輝く「THE ARTIST」
映画好きの二人なら、本当にお勧めです。
名作へのオマージュをこめながら、まったくのオリジナル脚本。
モノクロ&無声にほぼ徹した分を車両やセット、衣装の世界観
モブシーンのリアルさに費やし、プロの技をみせてくれます。
要所に名犬リンチンチンを思わせる子犬の存在が、
実はこの作品の間口を非常に広いモノにしています。
という訳で、最後はちょっと真剣に観ていただきたい作品です。
ともかく、楽しいGWにふさわしい3作品、お勧めいたします。
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新春映画?!
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2012-01-15
すっかり年明けになってしまいましたが謹んで新春の御挨拶を申しあげます。年末から年始にかけて鑑賞した映画は「マネーボール」「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」「リアル・スティール」と3作の洋画。今年の年末から新春映画は佳作ぞろいです。しかしこの3作の中で、なにが素晴らしかったかといえば、「リアル・スティール」にとどめを刺します。「トランスフォーマー」シリーズで培われた膨大なCGデータに加えて、日本や海外の傑作ロボットアニメへのオマージュたるや素晴らしく手塚先生、横山先生が存命でご覧になったなら、涙を流して喜ばれた事でしょう。脚本や設定は荒削りの御都合主義の部分もありますが、作品の持つエネルギー感が全てを覆します。短編小説からの世界観でここまでのストーリーを作り上げたスタッフには脱帽のハイドでございました。本年も宜しくお願いします。
映画
J・ハイド
2012-01-16T00:06:43+09:00
謹んで新春の御挨拶を申しあげます。
年末から年始にかけて鑑賞した映画は
「マネーボール」
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
「リアル・スティール」
と3作の洋画。今年の年末から新春映画は佳作ぞろいです。
しかしこの3作の中で、なにが素晴らしかったかといえば、
「リアル・スティール」にとどめを刺します。「トランスフォーマー」シリーズで培われた膨大な
CGデータに加えて、日本や海外の傑作ロボットアニメへのオマージュたるや素晴らしく
手塚先生、横山先生が存命でご覧になったなら、涙を流して喜ばれた事でしょう。
脚本や設定は荒削りの御都合主義の部分もありますが、作品の持つエネルギー感が
全てを覆します。短編小説からの世界観でここまでのストーリーを作り上げたスタッフには
脱帽のハイドでございました。本年も宜しくお願いします。
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邦画「モテキ」「DOG & POLICE」でブログ復活?(^_-)-☆
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2011-11-06
どちらも面白かったです。モテキの方はリリーさんの怪演と、真木よう子さんのドSぶりが凄くツボでございました。前半のミュージカルばりのノリのよさは非常に楽しいのですが、と主人公に感情移入できないがちょっと残念で、後半の登場人物の行動はハイドにとってはもはやホラーかと(笑)市原隼人さん主演の「DOG & POLICE」はWEB上では散々ですが素直に楽しめましたし、犬好きにとっては結構な涙腺ウルウルもの。シロの演技は某携帯電話のお父さんどころの騒ぎではありません。こちらも肝心の事件の犯人像の追いこみが浅いのがたぶん映画好きにとっては物足りないものの十分な及第点でむしろ主人公にちょっと憧れちゃいますよ。
映画
J・ハイド
2011-11-06T23:19:15+09:00
市原隼人さん主演の「DOG & POLICE」はWEB上では散々ですが素直に楽しめましたし、犬好きにとっては結構な涙腺ウルウルもの。シロの演技は某携帯電話のお父さんどころの騒ぎではありません。
こちらも肝心の事件の犯人像の追いこみが浅いのがたぶん映画好きにとっては物足りないものの十分な及第点でむしろ主人公にちょっと憧れちゃいますよ。
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「英国王のスピーチ」&「ブラックスワン」 Oscarの明と暗?!
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2011-05-22
この度の震災で被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。震災後はいくつかの想いと仕事が錯綜し、更新を控えておりました。本日よりリスタート致しますので宜しくお願い致します。GW前後に立て続けにOscar受賞作を観る機会があり、さまざまな対比に映画の良さを再認識いたしました。「THE KING'S SPEECH」は歴史的な事実に基づくものとはいえやはりホンを始めとする全てのバランスが素晴らしく、この作品がOscarではオリジナル脚本賞をはじめ4部門を獲得したのも頷ける出来栄えです。またある意味、皇室にとって触れられたくない史実の映画化を認める英国王室の懐の深さに「THE QUEEN」同様に感銘を受けました。派手な描写はほぼなく、淡々と続くまさしく科白劇に、緊張しながらも引き込まれる作品の力は、監督と役者の信頼関係があっての事と想像出来、それはそのままジョージ6世とライオネルの関係にも結び付きます。結果、前評判を二分した「ソーシャルネットワーク」が脚本の圧倒さで勝負したように感じられてしまい、その差が今回Oscarをもたらしたように思われます。かたや、Oscar受賞がなければ日本公開すら危ぶまれた?「ブラックスワン」はナタリー・ポートマンに初OscarのみならずGG賞と英国アカデミー賞までももたらした作品です。が、しかしその他の部門で、全くといって受賞が無いのが「THE KING'S SPEECH」とは対照的。ナタリーを限りなく引き立てたヴァンサン・カッセルすら助演男優賞にも選ばれていないとは!ある意味今までのイメージをかなぐり捨てたナタリーへの「頑張ったで賞」だったのか?と思ってしまうハイドでございました。それにしてもバレエ映画でこんなにホラ―な気分を味わうとは全く想定外。オープニングのあまりに拙いバレエを見せられてしまうと、抜擢された辺りからエンデイングまでが全てが夢?妄想?だったのでは?とも解釈できます。劇場でまた、観たいとは思いませんが、DVDではその辺りを確認したいような気もいたします。(うーん、久々なのでちょっと切れ味が悪いです~)
映画
J・ハイド
2011-05-22T23:27:34+09:00
震災後はいくつかの想いと仕事が錯綜し、更新を控えておりました。
本日よりリスタート致しますので宜しくお願い致します。
GW前後に立て続けにOscar受賞作を観る機会があり、さまざまな
対比に映画の良さを再認識いたしました。
「THE KING'S SPEECH」は歴史的な事実に基づくものとはいえ
やはりホンを始めとする全てのバランスが素晴らしく、
この作品がOscarではオリジナル脚本賞をはじめ4部門を
獲得したのも頷ける出来栄えです。
またある意味、皇室にとって触れられたくない史実の映画化を
認める英国王室の懐の深さに「THE QUEEN」同様に感銘を受けました。
派手な描写はほぼなく、淡々と続くまさしく科白劇に、緊張しながらも
引き込まれる作品の力は、監督と役者の信頼関係があっての事と想像出来、
それはそのままジョージ6世とライオネルの関係にも結び付きます。
結果、前評判を二分した「ソーシャルネットワーク」が脚本の圧倒さで勝負した
ように感じられてしまい、その差が今回Oscarをもたらしたように思われます。
かたや、Oscar受賞がなければ日本公開すら危ぶまれた?「ブラックスワン」は
ナタリー・ポートマンに初OscarのみならずGG賞と英国アカデミー賞までも
もたらした作品です。
が、しかしその他の部門で、全くといって受賞が無いのが「THE KING'S SPEECH」
とは対照的。ナタリーを限りなく引き立てたヴァンサン・カッセルすら助演男優賞にも
選ばれていないとは!ある意味今までのイメージをかなぐり捨てたナタリーへの
「頑張ったで賞」だったのか?と思ってしまうハイドでございました。
それにしてもバレエ映画でこんなにホラ―な気分を味わうとは全く想定外。
オープニングのあまりに拙いバレエを見せられてしまうと、抜擢された辺りから
エンデイングまでが全てが夢?妄想?だったのでは?とも解釈できます。
劇場でまた、観たいとは思いませんが、DVDではその辺りを確認したい
ような気もいたします。
(うーん、久々なのでちょっと切れ味が悪いです~)
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新年早くも大傑作登場?!「ソーシャル・ネットワーク」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2011-01-16
幕張オートサロンのお祭りさわぎ?!を拝見した後に観てきました話題作「ソーシャル・ネットワーク」ザ・ホワイトハウス(原題はThe West Wing)の名シナリオライターで知られるア―ロン・ソーキンの脚本をセブンのD・フィンチャーが監督し、制作総指揮はなんとケビンスペイシ―!1960年前後生まれのスタッフが結集して21世紀のITビジネスの世界を描きだすという、同世代のハイドにとって記念碑的な作品です(泣)しかし、この作品の素晴らしさは、そこに青春のほろ苦さ、友情、失意を加え素晴らしい映像と音楽の完成度で客に、じっくりと語りかけてくるところです。それはSFでありながら、同様のテーマを語りかけてくる傑作「ガタカ」にも似て期待にたがわぬ芸術的な脚本と構成、美しい映像と音楽のダイナミズムで観客を、その圧倒的な世界に没頭させます。エンタテイメントがドキュメンタリーを超える瞬間とでもいえましょうか?このように書くと、なんとなく海外ドラマ&ドキュメンタリーのようで、家の大画面テレビでも十分では~と言われてしまいそうですが、そんな方にひと言。監督フインチャーの最大の功績は、ソーキンの脚本に映画的ダイナミズムを与えた事。音楽やスポーツのシーンは先述のガタカのような動と静的美しさがあり、おそらく二人の互いの良いところが、最大に発揮された作品です。大画面、大音響で見た方が圧倒的に良いので、皆様もぜひ劇場に!じわじわと観客が増えるタイプの映画ですし、多分オスカーの各賞は間違い無いでしょう。そうそう、ヒロインのル―二―・マーラーも気品があって収穫でした。デートムービーにはどうか?と思いつつ、IT系に興味があるカップルや現役学生など意外と幅は広いと感じました。但し英語は早すぎです~(^^;;
映画
J・ハイド
2011-01-16T01:04:03+09:00
観てきました話題作「ソーシャル・ネットワーク」
ザ・ホワイトハウス(原題はThe West Wing)の名シナリオライターで知られる
ア―ロン・ソーキンの脚本をセブンのD・フィンチャーが監督し、制作総指揮は
なんとケビンスペイシ―!1960年前後生まれのスタッフが結集して21世紀の
ITビジネスの世界を描きだすという、同世代のハイドにとって記念碑的な作品です(泣)
しかし、この作品の素晴らしさは、そこに青春のほろ苦さ、友情、失意を加え
素晴らしい映像と音楽の完成度で客に、じっくりと語りかけてくるところです。
それはSFでありながら、同様のテーマを語りかけてくる傑作「ガタカ」にも似て
期待にたがわぬ芸術的な脚本と構成、美しい映像と音楽のダイナミズムで
観客を、その圧倒的な世界に没頭させます。
エンタテイメントがドキュメンタリーを超える瞬間とでもいえましょうか?
このように書くと、なんとなく海外ドラマ&ドキュメンタリーのようで、
家の大画面テレビでも十分では~と言われてしまいそうですが、そんな方にひと言。
監督フインチャーの最大の功績は、ソーキンの脚本に映画的ダイナミズムを与えた事。
音楽やスポーツのシーンは先述のガタカのような動と静的美しさがあり、
おそらく二人の互いの良いところが、最大に発揮された作品です。
大画面、大音響で見た方が圧倒的に良いので、皆様もぜひ劇場に!
じわじわと観客が増えるタイプの映画ですし、多分オスカーの各賞は間違い無いでしょう。
そうそう、ヒロインのル―二―・マーラーも気品があって収穫でした。
デートムービーにはどうか?と思いつつ、
IT系に興味があるカップルや現役学生など意外と幅は広いと感じました。
但し英語は早すぎです~(^^;;
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1月の映画は大豊作?!「アンストッパブル」と「キックアス」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2011-01-11
前回「バ―レスク」の話題をアップしましたら、とたんに正月の映画は「キックアス」ですよ!とメールを頂き、拝見しました。たしかに、半端ないっす、この映画。11歳のクロエ・グレース・モレッツに「ヒット・ガール」という、名前まんまな役をやらせて、しかもそのアクションが容赦なく悪を殺しまくる。こんなコですよ(@_@;)R-15の映画の本当の主役が11歳(爆)NYの映画批評をして「不道徳な作品」と言わしめた理由が良く判ります。そんなせいで、この作品は日本公開も危ぶまれた内容で、最初は東京の単館でしたが、フタをあけてみたら連日立ち見の大ヒット、という訳で今や全国でロードショーに出世しました。確かに楽しい映画ですが、意味のないグロなシーンもあり本ブログのよっぱらって、楽しくデートムービーというノリではありません。そレに比べると、8日公開の「アンストッパブル」は秀逸です。感慨深いのは監督トニー・スコットの代表作「クリムゾン・タイド」で若き原子力潜水艦副長を務めたDワシントンが、今度は老機関士役で若いC.パインと対立?する役回りを演じている事。しかも両者ともその会話はロジカルで、結果観客がドンドン引き込まれて行きます。勿論映像は非の打ちどころなし!です。「バ―レスク」や本作品、及び今週末公開の「ソーシャル・ネットワーク」含め、ハリウッドの復権が思われる出来栄えです。
映画
J・ハイド
2011-01-11T01:05:29+09:00
正月の映画は「キックアス」ですよ!とメールを頂き、拝見しました。
たしかに、半端ないっす、この映画。
11歳のクロエ・グレース・モレッツに「ヒット・ガール」という、
名前まんまな役をやらせて、しかもそのアクションが容赦なく悪を殺しまくる。
こんなコですよ(@_@;)R-15の映画の本当の主役が11歳(爆)
NYの映画批評をして「不道徳な作品」と言わしめた理由が良く判ります。
そんなせいで、この作品は日本公開も危ぶまれた内容で、最初は東京の
単館でしたが、フタをあけてみたら連日立ち見の大ヒット、という訳で
今や全国でロードショーに出世しました。
確かに楽しい映画ですが、意味のないグロなシーンもあり
本ブログのよっぱらって、楽しくデートムービーというノリではありません。
そレに比べると、8日公開の「アンストッパブル」は秀逸です。
感慨深いのは監督トニー・スコットの代表作「クリムゾン・タイド」で
若き原子力潜水艦副長を務めたDワシントンが、今度は老機関士役で
若いC.パインと対立?する役回りを演じている事。
しかも両者ともその会話はロジカルで、結果観客がドンドン引き込まれて
行きます。勿論映像は非の打ちどころなし!です。
「バ―レスク」や本作品、及び今週末公開の
「ソーシャル・ネットワーク」含め、
ハリウッドの復権が思われる出来栄えです。
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お正月の一本!
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2011-01-02
あけましておめでとうございます。本年も拙ブログを宜しくお願いいたします。今年は週一更新を目指して精進いたします。さて「ヤマト」「ノルウエイの森」と邦画の正月大作も話題ですが、本日「バーレスク」を拝見いたしました。http://www.burlesque.jp/スーパーミュージカル映画はその多くがミュージカルを下地にしておりある意味その構成にとらわれるばかりにストーリーの根本に飛躍があることが多かったのですが、この「バーレスク」はまったく無理のない構成、素晴らしい歌と踊りが圧倒的に楽しめます。やってることは、ある意味アイドル映画なのですが、今までの数々のスーパーミュージカル映画へのオマージュもふんだんでなにより下品さが大人に知性にうまく昇華されているため鑑賞後感?!が素晴らしいです。圧倒的な音響と歌唱はやはり映画でなければ再生が難しいため、今後出るBDは家のシステムの評価盤になることも間違いないでしょう。それにしても昨年の不調とは打って変わって、このあとの「アンストッパブル」そして「The West Wing」の脚本家、アーロン・ソ―キンがすでに絶賛された「ソーシャル・ネットワーク」など1月は楽しみな作品が多いですね。という訳で、早々に正月お勧めの一本でした。
映画
J・ハイド
2011-01-02T00:39:44+09:00
本年も拙ブログを宜しくお願いいたします。
今年は週一更新を目指して精進いたします。
さて「ヤマト」「ノルウエイの森」と邦画の正月大作も話題ですが、
本日「バーレスク」を拝見いたしました。
http://www.burlesque.jp/
スーパーミュージカル映画はその多くがミュージカルを下地にしており
ある意味その構成にとらわれるばかりにストーリーの根本に
飛躍があることが多かったのですが、この「バーレスク」はまったく
無理のない構成、素晴らしい歌と踊りが圧倒的に楽しめます。
やってることは、ある意味アイドル映画なのですが、
今までの数々のスーパーミュージカル映画へのオマージュもふんだんで
なにより下品さが大人に知性にうまく昇華されているため
鑑賞後感?!が素晴らしいです。
圧倒的な音響と歌唱はやはり映画でなければ再生が難しいため、
今後出るBDは家のシステムの評価盤になることも間違いないでしょう。
それにしても昨年の不調とは打って変わって、このあとの「アンストッパブル」
そして「The West Wing」の脚本家、アーロン・ソ―キンがすでに絶賛された
「ソーシャル・ネットワーク」など1月は楽しみな作品が多いですね。
という訳で、早々に正月お勧めの一本でした。
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大晦日の1杯!
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-12-31
今年はtwitter元年ということもあり、ブログの更新がすっかり月一ペースになってしまいましたが、エンタテインメントは私的に充実しておりました。劇団系も久々に「ジッパー」は痛快でしたし「エリザベート」はダンスの巧さと歌唱の微妙さがなんとも言えずある意味良いものを観たなあという体験でした。映画はこのブログで取り上げた他に、「息もできない」「マイレージマイライフ」がDVD鑑賞でしたが、とてつもなく出来がよく思わずAmazonで購入と相成りました。劇場公開映画はむしろ期待はずれが多く、一番泣けたのは「Toy Story 3」でしたが、来年のOscarでの長編アニメ部門で「サマーウォーズ」との対決?になるとしたら、とワクワクします。またドキュメンタリーでは「ハーブ&ドロシー」の心温まる構成に初めて涙を流しました。自分たちの世代にとってヤマトの実写化は驚きの出来事でしたがヤマトからヒントを得たといわれている「インデペンデンスデイ」のパロデイになってしまっているのと、09年公開の「STAR TREK」の出来の素晴らしさに比べると、なによりも演出の幼さに愕然としました。これは予算とか技術の問題以下だと思いました。海外ドラマも、twitterでおススメされた「The West Wing」にハマりましたし、LOSTのファイナルやフラッシュフォワード、そしてここまでやるの?の「TRUE BLOOD」にびっくり致しました。振り返ると実はtwitterで日夜さまざまな方々とお話させていただきましたがこのブログでもご紹介した小手川ゆあさんの、映画やドラマへの見識の深さに本当に驚き、参考にさせていただいた一年でした。もう20年近くお付き合いしているハリウッド系の映画やミュージカル、エンタテイメント全般の師匠に匹敵する方だなあと有難い経験をさせて頂きました。その小手川さんの最新作「君のナイフ」もキャラクターの心理描写、物語の引きのクリフハンガー、何より派手さは抑えられていながら、的確な銃火器やアクションの表現は本当に素晴らしいです。まるで上質な仏映画を観ているようでした。たとえばLEONのような。。。登場人物たちは普通に食事をし、職業を全うしながら淡々と?いや非日常的に殺人をこなすその違和感がたまらなく重い空気感を紙面から漂わせます。現代の仕置き人たちは本当に普通の人たちだったら、というその微妙な設定に、最初は危うく物語の整合性を欠くのでは?..
映画
J・ハイド
2010-12-31T17:03:37+09:00
月一ペースになってしまいましたが、エンタテインメントは私的に
充実しておりました。
劇団系も久々に「ジッパー」は痛快でしたし
「エリザベート」はダンスの巧さと歌唱の微妙さがなんとも言えず
ある意味良いものを観たなあという体験でした。
映画はこのブログで取り上げた他に、「息もできない」「マイレージ
マイライフ」がDVD鑑賞でしたが、とてつもなく出来がよく思わず
Amazonで購入と相成りました。
劇場公開映画はむしろ期待はずれが多く、一番泣けたのは
「Toy Story 3」でしたが、来年のOscarでの長編アニメ部門で
「サマーウォーズ」との対決?になるとしたら、とワクワクします。
またドキュメンタリーでは「ハーブ&ドロシー」の心温まる構成に
初めて涙を流しました。
自分たちの世代にとってヤマトの実写化は驚きの出来事でしたが
ヤマトからヒントを得たといわれている「インデペンデンスデイ」の
パロデイになってしまっているのと、09年公開の「STAR TREK」の
出来の素晴らしさに比べると、なによりも演出の幼さに愕然と
しました。これは予算とか技術の問題以下だと思いました。
海外ドラマも、twitterでおススメされた「The West Wing」に
ハマりましたし、LOSTのファイナルやフラッシュフォワード、そして
ここまでやるの?の「TRUE BLOOD」にびっくり致しました。
振り返ると実はtwitterで日夜さまざまな方々とお話させていただきましたが
このブログでもご紹介した小手川ゆあさんの、映画やドラマへの見識の深さに
本当に驚き、参考にさせていただいた一年でした。
もう20年近くお付き合いしているハリウッド系の映画やミュージカル、
エンタテイメント全般の師匠に匹敵する方だなあと有難い
経験をさせて頂きました。
その小手川さんの最新作「君のナイフ」もキャラクターの心理描写、
物語の引きのクリフハンガー、何より派手さは抑えられていながら、
的確な銃火器やアクションの表現は本当に素晴らしいです。
まるで上質な仏映画を観ているようでした。たとえばLEONのような。。。
登場人物たちは普通に食事をし、職業を全うしながら淡々と?いや非日常的に
殺人をこなすその違和感がたまらなく重い空気感を紙面から漂わせます。
現代の仕置き人たちは本当に普通の人たちだったら、というその微妙な
設定に、最初は危うく物語の整合性を欠くのでは?と感じましたが
2巻目以降は絶好調の展開です。
映画やドラマの原作としては勿論、マンガとしても
極めて完成されていると感じました。
大概の事では驚くことがないハイドが、単行本を読んでいて
なんどか「わあっ!」という声をあげてしまう、という事は我ながら
コンテンツに携わる人間として尊敬の念を禁じえません。
私的にはこの漫画がスゴイ!2010年のNo.1です。
2011年もエンタテイメントの更に素晴らしい発展を祈念しつつ
自分も6月のマジック発表会に向けて年明け早々から精進いたします。
ではこのブログの皆さまのために宝石のようなマティ―二で乾杯!
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初日 二日目 全回満員!「ハーブ&ドロシー」クリスマスへのおススメ映画
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-11-15
前回ご紹介した「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」がついに公開されました。13日11時の初回、14日の17時の回と伺ったのですが、初回は勿論13日当日はすべて満席および立ち見。14日17時の回はモノの見事に30分前にはじかれて結局19時の回に。写真は初回の様子ですが前の列は鑑賞後にパンフレットやTシャツを買う人たちで、後ろが整理券を持って席を待つ人たち。ほぼ全ての回で佐々木芽生監督が舞台挨拶を行い、作品の観了後の空気に、すっかりファンとなった満員の観客が撮影の物語を暖かく聞くという、実に幸福なスタートを切ったこの作品。公開は12月10日までの予定ですが、この人気が続けばきっとクリスマスまでのロングランになる事でしょう。11月22日には「いい夫婦の日」のイベントとしてNYのハーブ&ドロシーとSkypeで結んだイベントを実施するそうです。この2週間でメデイアの取り上げ方が素晴らしかったのもマス広告費を全く使わなくても、良いものが話題となる現在のコミュニケーション事情を物語っています。笑いと涙に溢れる奇跡のドキュメンタリームービー「ハーブ&ドロシー」寒さに向かう季節に、あたたかな現在のおとぎ話を、ぜひどうぞ。
映画
J・ハイド
2010-11-15T01:04:34+09:00
ついに公開されました。
13日11時の初回、14日の17時の回と伺ったのですが、初回は勿論
13日当日はすべて満席および立ち見。14日17時の回はモノの見事に
30分前にはじかれて結局19時の回に。写真は初回の様子ですが
前の列は鑑賞後にパンフレットやTシャツを買う人たちで、後ろが
整理券を持って席を待つ人たち。
ほぼ全ての回で佐々木芽生監督が舞台挨拶を行い、
作品の観了後の空気に、すっかりファンとなった満員の観客が
撮影の物語を暖かく聞くという、実に幸福なスタートを切ったこの作品。
公開は12月10日までの予定ですが、この人気が続けば
きっとクリスマスまでのロングランになる事でしょう。
11月22日には「いい夫婦の日」のイベントとして
NYのハーブ&ドロシーとSkypeで結んだイベントを実施するそうです。
この2週間でメデイアの取り上げ方が素晴らしかったのも
マス広告費を全く使わなくても、良いものが話題となる現在の
コミュニケーション事情を物語っています。
笑いと涙に溢れる奇跡のドキュメンタリームービー「ハーブ&ドロシー」
寒さに向かう季節に、あたたかな現在のおとぎ話を、ぜひどうぞ。
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ドラマなドキュメンタリー「HERB & DOROTHY」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-10-18
ごく一般の郵便局員と図書館勤めの夫妻が、現代アートの第一級のコレクターとして尊敬されている奇跡的な事実をつづったドキュメンタリーがこの秋、日本で公開されます。http://www.herbanddorothy.com/jp/index.htmlハイドは本作未見なのですが、監督の佐々木芽生さんのお話とハイライトを先日特別に拝見、拝聴する機会がありました。すでに「さなメモ」はじめ、多くのメジャーなブログで取り上げられているように、普通のドキュメンタリー作品の枠を超えた人間ドラマ、エンターテインメントに満ち溢れた作品であると感じてしまいましたので、徹底的におススメする次第です。映像も、ライブからフッテ―ジ、眠っていた貴重なテープを発掘してそれを素材に加工演出されて、まとめ上げられています。音楽もミニマルな感じがnice!で監督の趣味の良さがにじみ出ています。WEBサイトの中に、超巨匠の一人谷川俊太郎さんがコメントを寄せられているのが、本作の質の高さの象徴とも言えるでしょう。とはいうものの、映画はやはり多くの方に見ていただいてナンボの世界。ぜひ皆様も劇場で、本作をご覧ください。渋谷イメージフォーラムで11月13日より公開予定です。
映画
J・ハイド
2010-10-18T02:24:55+09:00
第一級のコレクターとして尊敬されている奇跡的な事実を
つづったドキュメンタリーがこの秋、日本で公開されます。
http://www.herbanddorothy.com/jp/index.html
ハイドは本作未見なのですが、監督の佐々木芽生さんのお話と
ハイライトを先日特別に拝見、拝聴する機会がありました。
すでに「さなメモ」はじめ、多くのメジャーなブログで取り上げられて
いるように、普通のドキュメンタリー作品の枠を超えた人間ドラマ、
エンターテインメントに満ち溢れた作品であると
感じてしまいましたので、徹底的におススメする次第です。
映像も、ライブからフッテ―ジ、眠っていた貴重なテープを発掘して
それを素材に加工演出されて、まとめ上げられています。
音楽もミニマルな感じがnice!で監督の趣味の良さがにじみ出ています。
WEBサイトの中に、超巨匠の一人
谷川俊太郎さんがコメントを寄せられているのが、
本作の質の高さの象徴とも言えるでしょう。
とはいうものの、映画はやはり多くの方に見ていただいてナンボの世界。
ぜひ皆様も劇場で、本作をご覧ください。
渋谷イメージフォーラムで11月13日より公開予定です。
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夏の映画「インセプション」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-08-14
ディカプリオや渡辺謙さんの出演はもとより、C.ノーラン監督の新作ということで真っ先に見てまいりました「INCEPTION」メメントが出世作で、バットマンビギンズで、すっかりメジャー監督のポジションを築きそして「ダークナイト」はアメコミ映画があわやアカデミー?!といった手腕を発揮したノーランですから、これは期待できます~と、誰もが思ったでしょう。あれ?でも、なにかが違う。メメントはもちろん、ダークナイトの最大の見せ場だった<狂気>が、なにか薄い(笑)ホンは今までのノーランワールドの集大成ですし、ディカプリオ様も謙さんもきちんと素敵なお仕事されています。それどころか、マリオンちゃんもといマリオン・コテイヤールは過去最高の妖艶さですし、ジョセフ・ゴードン・レヴィットの素晴らしい演技に、目ウロコでございました。が、しかし、「チェイサー」のように何度もみたくなるか?というと首をかしげざるを得ません。デートムービーとしてもちょっと微妙~CGもハイエンドとはいえません。しかし、この夏の洋画でこれは!という唯一の作品とも言えます。軽い気持ちで、ご覧いただけるなら良い映画です、というレベルの作品とハイドは感じた次第です。
映画
J・ハイド
2010-08-14T22:23:47+09:00
真っ先に見てまいりました「INCEPTION」
メメントが出世作で、バットマンビギンズで、すっかりメジャー監督のポジションを築き
そして「ダークナイト」はアメコミ映画があわやアカデミー?!といった手腕を
発揮したノーランですから、これは期待できます~と、誰もが思ったでしょう。
あれ?でも、なにかが違う。メメントはもちろん、ダークナイトの最大の
見せ場だった<狂気>が、なにか薄い(笑)
ホンは今までのノーランワールドの集大成ですし、ディカプリオ様も謙さんも
きちんと素敵なお仕事されています。
それどころか、マリオンちゃんもといマリオン・コテイヤールは
過去最高の妖艶さですし、ジョセフ・ゴードン・レヴィットの
素晴らしい演技に、目ウロコでございました。
が、しかし、「チェイサー」のように何度もみたくなるか?というと
首をかしげざるを得ません。
デートムービーとしてもちょっと微妙~CGもハイエンドとはいえません。
しかし、この夏の洋画でこれは!という唯一の作品とも言えます。
軽い気持ちで、ご覧いただけるなら良い映画です、というレベルの
作品とハイドは感じた次第です。
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今年も出演 第14回DMC発表会
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-07-06
年一回の恒例イベントとなった、会社のマジック発表会に「ジャングラー・ハイド」として、今年も出演しました。基本的に内輪の方々に会費制でお招きしての会なのですが、今年はiPad Magicで一躍メデイア露出が増えたウッチー人気もあり非常に盛況で、ご来場いただいた皆様に感謝しております。ジャングラー・ハイドの演目はシルク、ウオンド、ハト、5本リングに小ネタを少々。リハがメロメロだった割には、本番はなんとか笑って頂けるレベルでご来場いただいた皆様の暖かい拍手に、ほっと胸をなでおろした次第。急なご案内にも関わらずご来場頂いたライターの方からお花、そしてプロのイラストレーターに似顔絵まで頂き、また来年の出演へ、意を新たにするハイドでございました。皆様、本当にありがとうございました。
閑話休題
J・ハイド
2010-07-06T05:34:15+09:00
「ジャングラー・ハイド」として、今年も出演しました。
基本的に内輪の方々に会費制でお招きしての会なのですが、
今年はiPad Magicで一躍メデイア露出が増えたウッチー人気もあり
非常に盛況で、ご来場いただいた皆様に感謝しております。
ジャングラー・ハイドの演目はシルク、ウオンド、ハト、5本リングに小ネタを
少々。リハがメロメロだった割には、本番はなんとか笑って頂けるレベルで
ご来場いただいた皆様の暖かい拍手に、ほっと胸をなでおろした次第。
急なご案内にも関わらずご来場頂いたライターの方からお花、
そしてプロのイラストレーターに似顔絵まで頂き、
また来年の出演へ、意を新たにするハイドでございました。
皆様、本当にありがとうございました。
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PCオーディオのお話
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-06-07
昨年AVアンプをVSA-AX10Ai-NにしてからPC経由で音楽を楽しむようになりましたが、皆さん悩んでいるのがPC本体の騒音(笑)すばらしいADコンバーターが4-5万で入手できるようになってもppの状況で本体が25dBもの音をだしていては、十分に楽しめないハズ。ハイドもそんな一人でして、皆さんがやっているようにノートから接続していたのですが、昨年7月に導入したEndeavor NP11はなんと本体ノイズは17dBとほぼ無音。http://shop.epson.jp/pc/np11/マザーボードはネットブックなみなのでヘビーな性能は望むべくもありませんが、iTunesからUSB接続でAX10に入力しAD変換もバーブラウン社製D/AコンバーターPCM1704が並列駆動するすぐれもの。この状態でCDプレイヤー10万円クラスを、ほぼしのぎます。(超高級CDプレイヤーは別ですが)NP11はなんと29800円以下ですから、これに無線のマウスとキーボードでネットを楽しみながらオーディオが楽しめます。デイスプレイも21インチワイドまで余裕でサポートします。勿論映画を観ながらもOKなので、作品の途中で監督や役者のプロフィールをネットで検索したりと、まさに大活躍。ヤフオクで見つけたポルシェデザインのCDドライブの上にちょこんと乗っかったこのNP11。超小型ゆえに耐久性が心配でしたが、今のところ全くトラブルの気配がありません。PCからのオーディオを楽しみながらも本体騒音に悩まされている方にはお勧めの品です。
Audio&HomeTheater
J・ハイド
2010-06-07T23:47:32+09:00
ようになりましたが、皆さん悩んでいるのがPC本体の騒音(笑)
すばらしいADコンバーターが4-5万で入手できるようになっても
ppの状況で本体が25dBもの音をだしていては、十分に楽しめないハズ。
ハイドもそんな一人でして、皆さんがやっているようにノートから
接続していたのですが、昨年7月に導入したEndeavor NP11は
なんと本体ノイズは17dBとほぼ無音。
http://shop.epson.jp/pc/np11/
マザーボードはネットブックなみなのでヘビーな性能は望むべくも
ありませんが、iTunesからUSB接続でAX10に入力しAD変換も
バーブラウン社製D/AコンバーターPCM1704が並列駆動する
すぐれもの。
この状態でCDプレイヤー10万円クラスを、ほぼしのぎます。
(超高級CDプレイヤーは別ですが)
NP11はなんと29800円以下ですから、これに無線のマウスと
キーボードでネットを楽しみながらオーディオが楽しめます。
デイスプレイも21インチワイドまで余裕でサポートします。
勿論映画を観ながらもOKなので、作品の途中で監督や役者の
プロフィールをネットで検索したりと、まさに大活躍。
ヤフオクで見つけたポルシェデザインのCDドライブの上に
ちょこんと乗っかったこのNP11。超小型ゆえに耐久性が
心配でしたが、今のところ全くトラブルの気配がありません。
PCからのオーディオを楽しみながらも本体騒音に悩まされて
いる方にはお勧めの品です。
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二人のパブリック・エネミーNo.1
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-06-06
ジョニー・デイップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベールと主役級を揃えた、マイケル・マン監督作品「パブリック・エネミーズ」をブルーレイにてレンタル。いや、カッコ良いですこの三人。綺麗すぎるぐらいの映像とクリアな銃声に実在感を与える演技は文句なし。しかし、同監督の「マイアミバイス」でも思ったのですが多分劇場で観ていたなら、そのスト―リの微妙なヒーロー性にかなり辟易していたのは想像に難くありません。逃亡中のジョン・デリンジャーの美しさになんとも言えない冷めた感情が湧いてしまい、最後まで感情移入することができませんでした。ガンアクションにも、ちょっと出来すぎた感じが否めません。実はtwitter上で、とある方から勧められて、数週間前にフランス映画の「パブリック・エネミーNp.1」を拝見したのですが、あまり期待せずに見始めたのに、ヴァンサン・カッセル演じるジャック・メスリーヌにぐんぐん惹きこまれて行く自分に驚きました。脇を固めるヴァンサンに勝るとも劣らない奇才?!「007 慰めの報酬」でも非常にインパクトがあったマチュー・アマルリックと、「クリムゾン・リバー」や「ゴシカ」の監督でもあるマチュー・カソヴィッツの演技にも惚れ惚れしました。カソヴィッツは、実は「アメリ」の憧れる男性役も演じています。後編にはいる頃にはジャック・メスリーヌにすっかり感情移入してしまい、ラストでは蜂の巣にされたBMW5verの中で息を引き取る姿になんとも言えないせつなさを感じました。時代なのでしょうか?ジャック・メスリーヌが射殺された実際のニュース映像をYouTubeでみることが可能で、それはまるで映画の続編のようです。後日「クリムゾンリバー」でジャン・レノが演じるピエール・ニーマンス警視はこのメスリーヌの射殺現場に居合わせた設定であると教わり、なんとも言えないフランス映画の深遠さに、今更ながら心が震えた次第です。前後篇2枚のDVDを鑑賞するのは少し努力が必要ですが、FOXはじめとする海外ドラマとは別次元の大人のエンタテイメントとしておススメいたします。あ、二人のマチュー、通称Wマチューは本当に素晴らしい役者さんなので、ヴァンサン含めこれからも要チェックですよ(笑)
映画
J・ハイド
2010-06-06T01:56:56+09:00
主役級を揃えた、マイケル・マン監督作品「パブリック・エネミーズ」を
ブルーレイにてレンタル。
いや、カッコ良いですこの三人。
綺麗すぎるぐらいの映像とクリアな銃声に実在感を与える演技は文句なし。
しかし、同監督の「マイアミバイス」でも思ったのですが
多分劇場で観ていたなら、そのスト―リの微妙なヒーロー性に
かなり辟易していたのは想像に難くありません。
逃亡中のジョン・デリンジャーの美しさになんとも言えない
冷めた感情が湧いてしまい、最後まで感情移入することができませんでした。
ガンアクションにも、ちょっと出来すぎた感じが否めません。
実はtwitter上で、とある方から勧められて、数週間前にフランス映画の
「パブリック・エネミーNp.1」を拝見したのですが、あまり期待せずに
見始めたのに、ヴァンサン・カッセル演じるジャック・メスリーヌに
ぐんぐん惹きこまれて行く自分に驚きました。
脇を固めるヴァンサンに勝るとも劣らない奇才?!
「007 慰めの報酬」でも非常にインパクトがあった
マチュー・アマルリックと、「クリムゾン・リバー」や「ゴシカ」の監督でもある
マチュー・カソヴィッツの演技にも惚れ惚れしました。
カソヴィッツは、実は「アメリ」の憧れる男性役も演じています。
後編にはいる頃にはジャック・メスリーヌにすっかり感情移入してしまい、
ラストでは蜂の巣にされたBMW5verの中で息を引き取る姿に
なんとも言えないせつなさを感じました。
時代なのでしょうか?ジャック・メスリーヌが射殺された
実際のニュース映像をYouTubeでみることが可能で、
それはまるで映画の続編のようです。
後日「クリムゾンリバー」でジャン・レノが演じるピエール・ニーマンス警視は
このメスリーヌの射殺現場に居合わせた設定であると教わり、
なんとも言えないフランス映画の深遠さに、
今更ながら心が震えた次第です。
前後篇2枚のDVDを鑑賞するのは少し努力が必要ですが、
FOXはじめとする海外ドラマとは別次元の
大人のエンタテイメントとしておススメいたします。
あ、二人のマチュー、通称Wマチューは本当に素晴らしい
役者さんなので、ヴァンサン含めこれからも要チェックですよ(笑)
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凄い映画を観た、「チェイサー」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-06-02
DVDで鑑賞し終わったあと、しばし立てなかった映画、それが韓国映画「チェイサー」http://www.chaser-movie.com/韓国で“殺人機械”と言われた2004年の連続殺人鬼ユ・ヨンチョルの事件を元にした怪作。監督ナ・ホンジンは長編劇場第一作というハンデイをものともせずFIXの画面、手持ちのカメラ、ハイスピードの描写を駆使しエンタテイメントとしても超一級品を創り上げた。派手なガンアクションはないが、刃物と鈍器による殺戮、流れる汗と血が観る者を圧倒する。2004年以降、実は日本でも猟奇的な事件が多くなり、そのいくつかに影響を与えているという話もあながち虚構とも言えまいと思い込ませるにたる、壮絶な説得力を持つ。サウンドデザインも素晴らしく、我が家のASW300がその天才的な描写力で、物語のスピード感と彩りを補完した。誰にでも勧められるものではないが、映画好きなら一度はこの狂気に触れることをおススメしたい。今回は心の底から参りました。
映画
J・ハイド
2010-06-02T01:59:52+09:00
それが韓国映画「チェイサー」
http://www.chaser-movie.com/
韓国で“殺人機械”と言われた2004年の連続殺人鬼
ユ・ヨンチョルの事件を元にした怪作。
監督ナ・ホンジンは長編劇場第一作というハンデイをものともせず
FIXの画面、手持ちのカメラ、ハイスピードの描写を駆使し
エンタテイメントとしても超一級品を創り上げた。
派手なガンアクションはないが、刃物と鈍器による殺戮、
流れる汗と血が観る者を圧倒する。
2004年以降、実は日本でも猟奇的な事件が多くなり、
そのいくつかに影響を与えているという話もあながち虚構とも言えまいと
思い込ませるにたる、壮絶な説得力を持つ。
サウンドデザインも素晴らしく、我が家のASW300がその天才的な
描写力で、物語のスピード感と彩りを補完した。
誰にでも勧められるものではないが、映画好きなら
一度はこの狂気に触れることをおススメしたい。
今回は心の底から参りました。
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「NINE」と「 DEATH SENTENCE」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-05-02
見逃していた~と思っていた映画がまだやっていたのでGW前半にさっそく鑑賞はR・マーシャル監督の「NINE」オスカー女優総出演&Daniel Michael Blake Day-Lewis、監督も脚本も超一流なので、悪いはずはなかろう、という映画。同監督の「CHICAGO」もハイドはお気に入り作品の一つです。しかし、あれ?役者の超一流感がどうもコンフリクトし、しっくりこない。P・クルスに妖艶な踊りをさせるのも、「CHICAGO」のC・S・ジョーンズの方が驚きがあった。さすがにダンスシーンは迫力満点だが、現実のストーリーまで、非日常感ばかりなので、ちょっと退屈になる。よかったのは「エデイット・ピアフ」で各賞を総なめにした、Marion Cotillard。しかし、この人もR・ベッソン チルドレンなんだよなあ。。。そんな中で、某twitterで話題に?なっていた「SAW」シリーズのJAMES WANが監督を務めた「狼の死刑宣告」(原題Death Sentence)をDVDレンタル。http://www.ookami-sikei.jp/これは(^^/ 久々に良いものを拝見しました~♪偶然にも先日のBlogでご紹介した、「君のナイフ」と相似した、善良素人が殺人をしてゆく話なんですが、脚本・設定ともに納得感ありますし、ケビン・ベーコンもあの佳作「WILD THINGS」の「最初からお前、ワルだろう」とは異なり、善良なのに狂気が見え隠れする役柄で、非常にnice!です。ともかく、この作品は前半でいったん終了するまでの、微妙なトーン&マナーと、後半のギャップがタマリません。「SAW」での監督の術中にはまる快感が、また得られます。これ以上はネタばれになりますので(^^;;ご興味持たれた方はぜひDVDを。
映画
J・ハイド
2010-05-02T01:27:54+09:00
GW前半にさっそく鑑賞はR・マーシャル監督の「NINE」
オスカー女優総出演&Daniel Michael Blake Day-Lewis、
監督も脚本も超一流なので、悪いはずはなかろう、という映画。
同監督の「CHICAGO」もハイドはお気に入り作品の一つです。
しかし、あれ?役者の超一流感がどうもコンフリクトし、しっくりこない。
P・クルスに妖艶な踊りをさせるのも、「CHICAGO」のC・S・ジョーンズの
方が驚きがあった。さすがにダンスシーンは迫力満点だが、
現実のストーリーまで、非日常感ばかりなので、ちょっと退屈になる。
よかったのは「エデイット・ピアフ」で各賞を総なめにした、Marion Cotillard。
しかし、この人もR・ベッソン チルドレンなんだよなあ。。。
そんな中で、某twitterで話題に?なっていた「SAW」シリーズのJAMES WANが
監督を務めた「狼の死刑宣告」(原題Death Sentence)をDVDレンタル。
http://www.ookami-sikei.jp/
これは(^^/ 久々に良いものを拝見しました~♪
偶然にも先日のBlogでご紹介した、「君のナイフ」と相似した、
善良素人が殺人をしてゆく話なんですが、脚本・設定ともに
納得感ありますし、ケビン・ベーコンもあの佳作「WILD THINGS」の
「最初からお前、ワルだろう」とは異なり、
善良なのに狂気が見え隠れする役柄で、非常にnice!です。
ともかく、この作品は前半でいったん終了するまでの、
微妙なトーン&マナーと、後半のギャップがタマリません。
「SAW」での監督の術中にはまる快感が、また得られます。
これ以上はネタばれになりますので(^^;;
ご興味持たれた方はぜひDVDを。
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「第9地区」と「君のナイフ」
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-04-25
早く行かねば!と思いながらようやく拝見しました噂の「第9地区」エイリアンとの遭遇?ものとしては、カーペンターズ版の「THE THING」(遊星からの物体X)と双壁なぐらいに面白いです!!ネタばれなのであまり詳しくは書きませんが主人公のヴィカスを巡っての悲喜劇?および壮絶な劇は彼が本来、傭兵ではない平和主義者ゆえに、その巻き込まれ感に圧倒されます。前評判の低予算もの?というのはあまり当てはまらず、予算のメリハリを上手くやっているなあ、という事とアイアンマンのVFXプログラムを相当研究した(同じスタッフ?)かな?と思う出来栄えです。これは良いものを観たな~と思う反面、脚本上というより設定上でいくつかの??が出てしまいました。なぜ、エナジーユニットの予備をあらかじめ持って司令船は降下しなかったのか?エナジーユニットの液体を被った人間がなぜ、ああなってしまうのか?この辺にもっともらしい設定があれば、ほぼ100%完璧な物語です。100%完璧な設定なんて無いでしょう。。。とおっしゃる方は上記の「THE THING」をご覧ください。ハイドはほぼ疑問は無い設定&シナリオです。そのあと、新進気鋭のコミック作家、小手川ゆあさんの「君のナイフ」を拝読しました。現代版の必殺シリーズかな?と思っていましたら、第9地区同様に、本来平和主義者の主人公が、殺人仕事に巻き込まれていく様が、淡々と、しかし説得力ある画風とネームで素晴らしくドラマしています。展開も次から次へと後を引きまるで上質な海外ドラマを観ているかの様です。主人公の名前が「志貴」=死期という事にも、泣けました。青年誌の連載でありながら、女性キャラへの距離の置き方が非常にクール&プラトニックなのも、独身中年のハイドは(笑)共感することしかり。ああ、次の単行本が読みたい!!これからが素晴らしく楽しみな作品に出会う事ができました。
映画
J・ハイド
2010-04-25T02:12:32+09:00
エイリアンとの遭遇?ものとしては、カーペンターズ版の「THE THING」(遊星からの物体X)
と双壁なぐらいに面白いです!!ネタばれなのであまり詳しくは書きませんが
主人公のヴィカスを巡っての悲喜劇?および壮絶な劇は
彼が本来、傭兵ではない平和主義者ゆえに、
その巻き込まれ感に圧倒されます。
前評判の低予算もの?というのはあまり当てはまらず、
予算のメリハリを上手くやっているなあ、という事と
アイアンマンのVFXプログラムを相当研究した(同じスタッフ?)かな?
と思う出来栄えです。
これは良いものを観たな~と思う反面、脚本上というより
設定上でいくつかの??が出てしまいました。
なぜ、エナジーユニットの予備をあらかじめ持って司令船は降下しなかったのか?
エナジーユニットの液体を被った人間がなぜ、ああなってしまうのか?
この辺にもっともらしい設定があれば、ほぼ100%完璧な物語です。
100%完璧な設定なんて無いでしょう。。。とおっしゃる方は上記の
「THE THING」をご覧ください。ハイドはほぼ疑問は無い設定&シナリオです。
そのあと、新進気鋭のコミック作家、
小手川ゆあさんの「君のナイフ」を拝読しました。
現代版の必殺シリーズかな?と思っていましたら、
第9地区同様に、本来平和主義者の主人公が、殺人仕事に
巻き込まれていく様が、淡々と、しかし説得力ある画風とネームで
素晴らしくドラマしています。展開も次から次へと後を引き
まるで上質な海外ドラマを観ているかの様です。
主人公の名前が「志貴」=死期という事にも、泣けました。
青年誌の連載でありながら、女性キャラへの距離の置き方が
非常にクール&プラトニックなのも、独身中年のハイドは(笑)
共感することしかり。ああ、次の単行本が読みたい!!
これからが素晴らしく楽しみな作品に出会う事ができました。
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キャメロンの怨念?AVATAR BD鑑賞
https://tyt-movie.blog.ss-blog.jp/2010-04-24
木曜に会合が飛んで、会社の近くのWAVEに立ち寄ったら、AVATARのBD&DVDがフライング販売。さっそく家のLGに放り込んで鑑賞開始。。。せっ、鮮明すぎるぞ♪♪♪FullHDプラズマ BDプレイヤー HDMI1080P接続恐るべし。ハイドは2Dを最初に劇場で観て、その後3Dも鑑賞しました。が、そのどれよりも明らかにきめ細やかですv(^^)v冒頭の宇宙船の恒星間エンジンと思しく見えるフレアやシャトルの作り込み、パンドラの滝のシーンは圧巻です。不思議なのはAVATARやナビイは意外とCGっぽく見えることもあります。これはパワードスーツもそうですし、反面、パンドラの珍獣奇獣たちは、周りの景色と溶け込んで自然なのです。はたしてこれがキャメロンの意図したことか、技術的限界か、はたまたスタッフの愛情量の違いなのかは、判りませんが。3回ほど鑑賞して、改めてかんじたのが、「もののけ姫やりたかったんだなあ」、という事です。1997年は「タイタニック」が12月に全米で公開され、「もののけ姫」が日本でその夏に公開された年。もともとキャメロンは宮崎駿作品や押井守作品を敬愛していましたから、大仕事を終えたあとに「もののけ姫」を観て、またメラメラと嫉妬と創作意欲が沸いたのが目に浮かぶようです。ハイド以外の方々も多数ネット上で書き込まれていますし、それ以上の多岐に亘る作品からの演出モチーフ借用も少なくないのですが、根幹はAVATARはもののけ姫なければ、生まれなかったように思えます。キャメロンは史実のあるもの、パート2ものに非常な力を発揮しますが、ある意味これも「もののけ姫」パート2って事なんだろうな、と思います。一映画ファンとしてはキャメロンがまたひとつ歴史的な大仕事を終えて、メラメラと燃えるような新しい創作意欲が沸いていることを切に願う次第です。
映画
J・ハイド
2010-04-24T03:18:34+09:00
AVATARのBD&DVDがフライング販売。
さっそく家のLGに放り込んで鑑賞開始。。。
せっ、鮮明すぎるぞ♪♪♪
FullHDプラズマ BDプレイヤー HDMI1080P接続恐るべし。
ハイドは2Dを最初に劇場で観て、その後3Dも鑑賞しました。
が、そのどれよりも明らかにきめ細やかですv(^^)v
冒頭の宇宙船の恒星間エンジンと思しく見えるフレアや
シャトルの作り込み、パンドラの滝のシーンは圧巻です。
不思議なのはAVATARやナビイは意外とCGっぽく
見えることもあります。これはパワードスーツもそうですし、
反面、パンドラの珍獣奇獣たちは、周りの景色と溶け込んで自然なのです。
はたしてこれがキャメロンの意図したことか、技術的限界か、
はたまたスタッフの愛情量の違いなのかは、判りませんが。
3回ほど鑑賞して、改めてかんじたのが、
「もののけ姫やりたかったんだなあ」、という事です。
1997年は「タイタニック」が12月に全米で公開され、
「もののけ姫」が日本でその夏に公開された年。
もともとキャメロンは宮崎駿作品や押井守作品を
敬愛していましたから、大仕事を終えたあとに
「もののけ姫」を観て、またメラメラと嫉妬と創作意欲が
沸いたのが目に浮かぶようです。
ハイド以外の方々も多数ネット上で書き込まれていますし、
それ以上の多岐に亘る作品からの演出モチーフ借用も
少なくないのですが、根幹はAVATARはもののけ姫なければ、
生まれなかったように思えます。
キャメロンは史実のあるもの、パート2ものに非常な
力を発揮しますが、ある意味これも「もののけ姫」パート2って
事なんだろうな、と思います。
一映画ファンとしてはキャメロンがまたひとつ歴史的な大仕事を終えて、
メラメラと燃えるような新しい創作意欲が沸いていることを
切に願う次第です。
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