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「NINE」と「 DEATH SENTENCE」 [映画]

見逃していた~と思っていた映画がまだやっていたので
GW前半にさっそく鑑賞はR・マーシャル監督の「NINE」
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オスカー女優総出演&Daniel Michael Blake Day-Lewis、
監督も脚本も超一流なので、悪いはずはなかろう、という映画。
同監督の「CHICAGO」もハイドはお気に入り作品の一つです。

しかし、あれ?役者の超一流感がどうもコンフリクトし、しっくりこない。
P・クルスに妖艶な踊りをさせるのも、「CHICAGO」のC・S・ジョーンズの
方が驚きがあった。さすがにダンスシーンは迫力満点だが、
現実のストーリーまで、非日常感ばかりなので、ちょっと退屈になる。
よかったのは「エデイット・ピアフ」で各賞を総なめにした、Marion Cotillard。
しかし、この人もR・ベッソン チルドレンなんだよなあ。。。

そんな中で、某twitterで話題に?なっていた「SAW」シリーズのJAMES WANが
監督を務めた「狼の死刑宣告」(原題Death Sentence)をDVDレンタル。
20090731005fl00005viewrsz150x.jpg
http://www.ookami-sikei.jp/

これは(^^/ 久々に良いものを拝見しました~♪

偶然にも先日のBlogでご紹介した、「君のナイフ」と相似した、
善良素人が殺人をしてゆく話なんですが、脚本・設定ともに
納得感ありますし、ケビン・ベーコンもあの佳作「WILD THINGS」の
「最初からお前、ワルだろう」とは異なり、
善良なのに狂気が見え隠れする役柄で、非常にnice!です。

ともかく、この作品は前半でいったん終了するまでの、
微妙なトーン&マナーと、後半のギャップがタマリません。
「SAW」での監督の術中にはまる快感が、また得られます。
これ以上はネタばれになりますので(^^;;
ご興味持たれた方はぜひDVDを。

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