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「サトウ・ホラーショウ」 [舞台]

すっかり寒くなった今日この頃。
金曜夜の残業ゴハン(泣)をかねて
都内に新しくできたレストランへ足を運んだところ、
知った名前のお祝い花が・・・・スズキと白ワインを楽しみながら
「明日、この方の芝居観に行くんですよ」と、僕。
「ええ?!偶然ですね、ウチの本店によくいらっしゃるんです。」
とマスター・・・・あーら、ビックリ!

という訳で行ってきました、児玉多恵子さん出演の
季節はずれのホラー「サトウ・ホラーショウ」。
http://www.geocities.jp/hinomaruengine/

「逃げろ小五郎」では気っ風のよい幕末の女性。
「百通のラブレター」では男性恐怖症の清楚なお嬢様。
そして今回!
付き合っている男に不満たらたらの現代的な?女性・・・
と思いきや、なんと「シックスセンスで」した(^^;;

つまりは、この世の中に未練をのこして成仏できない
美人幽霊・・・・それが児玉さんの役柄。

不人気なお化け屋敷に住み着く、自縛霊が巻き起こす騒動と
親子の、そして恋人同士の暖かい物語が、パラレルに展開。
ホンを書かれている根本ノンジさんは、「逃げろ!小五郎」でも
そうでしたが、複数の物語を破綻無くまとめて行きます。

今回は、全体コミカルでありながら、最後はホロリとさせる
暖かいホラーという、新ジャンル。「黄泉がえり」からの
一連の純愛邦画ゾンビモノ?よりも、はるかに説得力のある
構成は、「シックスセンス」により近いモノがあります。

もちろん、幽霊役・児玉さんの円熟の芝居がそれを支えて
いることは言うまでもなく、死に別れた恋人を幽霊になっても
思いやる告白シーン、そして今回も背中の演技が抜群でした。

昼の公演を観て、そのまま会社近くで深夜迄打ち合わせ。
ますます寒くなった帰り道に、人間味溢れる幽霊達を思いだし、
何故か心暖かく感じたハイドでございました。


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