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1月の映画は大豊作?!「アンストッパブル」と「キックアス」 [映画]

前回「バ―レスク」の話題をアップしましたら、とたんに
正月の映画は「キックアス」ですよ!とメールを頂き、拝見しました。
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たしかに、半端ないっす、この映画。
11歳のクロエ・グレース・モレッツに「ヒット・ガール」という、
名前まんまな役をやらせて、しかもそのアクションが容赦なく悪を殺しまくる。
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こんなコですよ(@_@;)R-15の映画の本当の主役が11歳(爆)
NYの映画批評をして「不道徳な作品」と言わしめた理由が良く判ります。
そんなせいで、この作品は日本公開も危ぶまれた内容で、最初は東京の
単館でしたが、フタをあけてみたら連日立ち見の大ヒット、という訳で
今や全国でロードショーに出世しました。
確かに楽しい映画ですが、意味のないグロなシーンもあり
本ブログのよっぱらって、楽しくデートムービーというノリではありません。

そレに比べると、8日公開の「アンストッパブル」は秀逸です。
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感慨深いのは監督トニー・スコットの代表作「クリムゾン・タイド」で
若き原子力潜水艦副長を務めたDワシントンが、今度は老機関士役で
若いC.パインと対立?する役回りを演じている事。
しかも両者ともその会話はロジカルで、結果観客がドンドン引き込まれて
行きます。勿論映像は非の打ちどころなし!です。

「バ―レスク」や本作品、及び今週末公開の
「ソーシャル・ネットワーク」含め、
ハリウッドの復権が思われる出来栄えです。



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お正月の一本! [映画]

あけましておめでとうございます。
本年も拙ブログを宜しくお願いいたします。
今年は週一更新を目指して精進いたします。

さて「ヤマト」「ノルウエイの森」と邦画の正月大作も話題ですが、
本日「バーレスク」を拝見いたしました。
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http://www.burlesque.jp/
スーパーミュージカル映画はその多くがミュージカルを下地にしており
ある意味その構成にとらわれるばかりにストーリーの根本に
飛躍があることが多かったのですが、この「バーレスク」はまったく
無理のない構成、素晴らしい歌と踊りが圧倒的に楽しめます。
やってることは、ある意味アイドル映画なのですが、
今までの数々のスーパーミュージカル映画へのオマージュもふんだんで
なにより下品さが大人に知性にうまく昇華されているため
鑑賞後感?!が素晴らしいです。
圧倒的な音響と歌唱はやはり映画でなければ再生が難しいため、
今後出るBDは家のシステムの評価盤になることも間違いないでしょう。

それにしても昨年の不調とは打って変わって、このあとの「アンストッパブル」
そして「The West Wing」の脚本家、アーロン・ソ―キンがすでに絶賛された
「ソーシャル・ネットワーク」など1月は楽しみな作品が多いですね。

という訳で、早々に正月お勧めの一本でした。
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大晦日の1杯! [映画]

今年はtwitter元年ということもあり、ブログの更新がすっかり
月一ペースになってしまいましたが、エンタテインメントは私的に
充実しておりました。
劇団系も久々に「ジッパー」は痛快でしたし
「エリザベート」はダンスの巧さと歌唱の微妙さがなんとも言えず
ある意味良いものを観たなあという体験でした。
映画はこのブログで取り上げた他に、「息もできない」「マイレージ
マイライフ」がDVD鑑賞でしたが、とてつもなく出来がよく思わず
Amazonで購入と相成りました。
劇場公開映画はむしろ期待はずれが多く、一番泣けたのは
「Toy Story 3」でしたが、来年のOscarでの長編アニメ部門で
「サマーウォーズ」との対決?になるとしたら、とワクワクします。
またドキュメンタリーでは「ハーブ&ドロシー」の心温まる構成に
初めて涙を流しました。

自分たちの世代にとってヤマトの実写化は驚きの出来事でしたが
ヤマトからヒントを得たといわれている「インデペンデンスデイ」の
パロデイになってしまっているのと、09年公開の「STAR TREK」の
出来の素晴らしさに比べると、なによりも演出の幼さに愕然と
しました。これは予算とか技術の問題以下だと思いました。

海外ドラマも、twitterでおススメされた「The West Wing」に
ハマりましたし、LOSTのファイナルやフラッシュフォワード、そして
ここまでやるの?の「TRUE BLOOD」にびっくり致しました。

振り返ると実はtwitterで日夜さまざまな方々とお話させていただきましたが
このブログでもご紹介した小手川ゆあさんの、映画やドラマへの見識の深さに
本当に驚き、参考にさせていただいた一年でした。

もう20年近くお付き合いしているハリウッド系の映画やミュージカル、
エンタテイメント全般の師匠に匹敵する方だなあと有難い
経験をさせて頂きました。

その小手川さんの最新作「君のナイフ」もキャラクターの心理描写、
物語の引きのクリフハンガー、何より派手さは抑えられていながら、
的確な銃火器やアクションの表現は本当に素晴らしいです。
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まるで上質な仏映画を観ているようでした。たとえばLEONのような。。。

登場人物たちは普通に食事をし、職業を全うしながら淡々と?いや非日常的に
殺人をこなすその違和感がたまらなく重い空気感を紙面から漂わせます。

現代の仕置き人たちは本当に普通の人たちだったら、というその微妙な
設定に、最初は危うく物語の整合性を欠くのでは?と感じましたが
2巻目以降は絶好調の展開です。

映画やドラマの原作としては勿論、マンガとしても
極めて完成されていると感じました。
大概の事では驚くことがないハイドが、単行本を読んでいて
なんどか「わあっ!」という声をあげてしまう、という事は我ながら
コンテンツに携わる人間として尊敬の念を禁じえません。
私的にはこの漫画がスゴイ!2010年のNo.1です。

2011年もエンタテイメントの更に素晴らしい発展を祈念しつつ
自分も6月のマジック発表会に向けて年明け早々から精進いたします。

ではこのブログの皆さまのために宝石のようなマティ―二で乾杯!
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初日 二日目 全回満員!「ハーブ&ドロシー」クリスマスへのおススメ映画 [映画]

前回ご紹介した「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」が
ついに公開されました。
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13日11時の初回、14日の17時の回と伺ったのですが、初回は勿論
13日当日はすべて満席および立ち見。14日17時の回はモノの見事に
30分前にはじかれて結局19時の回に。写真は初回の様子ですが
前の列は鑑賞後にパンフレットやTシャツを買う人たちで、後ろが
整理券を持って席を待つ人たち。
ほぼ全ての回で佐々木芽生監督が舞台挨拶を行い、
作品の観了後の空気に、すっかりファンとなった満員の観客が
撮影の物語を暖かく聞くという、実に幸福なスタートを切ったこの作品。
公開は12月10日までの予定ですが、この人気が続けば
きっとクリスマスまでのロングランになる事でしょう。
11月22日には「いい夫婦の日」のイベントとして
NYのハーブ&ドロシーとSkypeで結んだイベントを実施するそうです。
この2週間でメデイアの取り上げ方が素晴らしかったのも
マス広告費を全く使わなくても、良いものが話題となる現在の
コミュニケーション事情を物語っています。
笑いと涙に溢れる奇跡のドキュメンタリームービー「ハーブ&ドロシー」
寒さに向かう季節に、あたたかな現在のおとぎ話を、ぜひどうぞ。

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ドラマなドキュメンタリー「HERB & DOROTHY」 [映画]

ごく一般の郵便局員と図書館勤めの夫妻が、現代アートの
第一級のコレクターとして尊敬されている奇跡的な事実を
つづったドキュメンタリーがこの秋、日本で公開されます。
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http://www.herbanddorothy.com/jp/index.html
ハイドは本作未見なのですが、監督の佐々木芽生さんのお話と
ハイライトを先日特別に拝見、拝聴する機会がありました。
すでに「さなメモ」はじめ、多くのメジャーなブログで取り上げられて
いるように、普通のドキュメンタリー作品の枠を超えた人間ドラマ、
エンターテインメントに満ち溢れた作品であると
感じてしまいましたので、徹底的におススメする次第です。

映像も、ライブからフッテ―ジ、眠っていた貴重なテープを発掘して
それを素材に加工演出されて、まとめ上げられています。
音楽もミニマルな感じがnice!で監督の趣味の良さがにじみ出ています。
WEBサイトの中に、超巨匠の一人
谷川俊太郎さんがコメントを寄せられているのが、
本作の質の高さの象徴とも言えるでしょう。

とはいうものの、映画はやはり多くの方に見ていただいてナンボの世界。
ぜひ皆様も劇場で、本作をご覧ください。
渋谷イメージフォーラムで11月13日より公開予定です。
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夏の映画「インセプション」 [映画]

ディカプリオや渡辺謙さんの出演はもとより、C.ノーラン監督の新作ということで
真っ先に見てまいりました「INCEPTION」
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メメントが出世作で、バットマンビギンズで、すっかりメジャー監督のポジションを築き
そして「ダークナイト」はアメコミ映画があわやアカデミー?!といった手腕を
発揮したノーランですから、これは期待できます~と、誰もが思ったでしょう。

あれ?でも、なにかが違う。メメントはもちろん、ダークナイトの最大の
見せ場だった<狂気>が、なにか薄い(笑)
ホンは今までのノーランワールドの集大成ですし、ディカプリオ様も謙さんも
きちんと素敵なお仕事されています。
それどころか、マリオンちゃんもといマリオン・コテイヤールは
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過去最高の妖艶さですし、ジョセフ・ゴードン・レヴィットの
素晴らしい演技に、目ウロコでございました。

が、しかし、「チェイサー」のように何度もみたくなるか?というと
首をかしげざるを得ません。

デートムービーとしてもちょっと微妙~CGもハイエンドとはいえません。
しかし、この夏の洋画でこれは!という唯一の作品とも言えます。
軽い気持ちで、ご覧いただけるなら良い映画です、というレベルの
作品とハイドは感じた次第です。


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今年も出演 第14回DMC発表会 [閑話休題]

年一回の恒例イベントとなった、会社のマジック発表会に
「ジャングラー・ハイド」として、今年も出演しました。
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基本的に内輪の方々に会費制でお招きしての会なのですが、
今年はiPad Magicで一躍メデイア露出が増えたウッチー人気もあり
非常に盛況で、ご来場いただいた皆様に感謝しております。

ジャングラー・ハイドの演目はシルク、ウオンド、ハト、5本リングに小ネタを
少々。リハがメロメロだった割には、本番はなんとか笑って頂けるレベルで
ご来場いただいた皆様の暖かい拍手に、ほっと胸をなでおろした次第。
急なご案内にも関わらずご来場頂いたライターの方からお花、
そしてプロのイラストレーターに似顔絵まで頂き、
また来年の出演へ、意を新たにするハイドでございました。
皆様、本当にありがとうございました。
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