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謹賀新年&正月映画前半戦 [映画]

すっかりご無沙汰しておりましたが、
あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願いします。
さて、まずは007の新作、スカイフォール。
ダニエルもすっかり、007が板について来たなあ
というのはこの立ち姿。342363view020.jpg
お気楽ボンドではなく、内面までに踏み込んだという
ところで評価が2分されますが、鑑賞料の損はないでしょう。
さて、本格的?時代劇として出演者がすごいエネルギーを
発しているのは男女逆転の2作目「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」
TVシリーズも荒唐無稽?なSF的設定をうまく日常化
した力作でしたが、この映画版はラスト20分で一挙に持って行かれます。
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前作のような美少年&青年ものではないので、ちょっと話題性に
かけるかもしれませんが、純愛物時代劇とすれば、なかなかの
力作として、お勧めです。

次はレミゼ、96時間、東京家族でしょうか?
今年も(は?)ぼちぼち更新目指します~

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世界最速公開?「THE AMAZING SPIDER-MAN」 [映画]

標題の触れ込みに負け?拝見しました、サムライミ監督版から
10年たったスパイダーマン新作。
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あのう、ピーター・パーカーがこんなにイケメンだと、いきなりラブシーン
続発になってしまって困りますう。。。
前作はオタクの星のカメラ小僧に、急にモテキがやってきた!てな
感じだったのですが、今回の作品のピーターはいきなりコンタクト
してるタイプで草食系男子の典型ですな。。
サムライミ版のような強烈なNYタイムズ?の編集長のようなキャラも
いなくて、ジャイアンのような友達、フラッシュさえイイ奴だったりする。
映像はたしかに素晴らしいですが、これがAmazing!かというと。。
さて、コロンビア映画を救ったというほどの興行成績となるか?
皆様の評価をお待ちしましょう。

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GW映画の快作&怪作達! [映画]

更新すっかりご無沙汰ですが、故あってこれからバリバリ行きます。

GWは大型連休ですが、映画も久々に大型作品から洒落た小作まで
目白押し!その中でハイドお勧めの3作品をご紹介します。
まずは邦画史上、最大のおバカ映画と思っていた「のダメ」を超えた
「テルマエ・ロマエ」
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阿部寛さんの怪演の話題が集中してますが、実は大河の明智光秀こと?
市村正親さんの舞台さながらの演技が、もう超時空なシュールさです。
これをイタリアで公開を狙うCXもフツ―じゃないですが、
HBOのドラマ「ROME」のオープンセットを
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借り得た幸運も手伝って、飛んでもない説得力を持っています(笑)
原作を巧く再構成している部分に、ホンも微妙によく出来ていて、
おかしな登場人物に共感を覚えることでしょう(*^_^*)
のダメ前篇の武内英樹監督、恐るべしデス。

次は大作の陰に隠れてやたら評判のよい「Black & White」
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Men in Blackに引っかけたのか?原題は「THIS MEANS WAR」で
この方が全然わかりやすいんですが。。。(・。・;
新スタートレック、アンストッパブルと良作をモノにしてるクリス・パインと
英国では新進気鋭のトム・ハ―デイ、キューテイ―ブロンドでハリウッドの
ヒロインズの一人R・ウィザースプーンと若手で固めたキャストですが、
これもホンが素晴らしく抜けが良い。Cエンジェルのマック・G監督が
ハリウッドのおバカ映画代表として真剣におバカしてます。
テルロマと並ぶカップル向けお気楽ムービーです。

最後にご紹介はAcademy Awardsに輝く「THE ARTIST」
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映画好きの二人なら、本当にお勧めです。
名作へのオマージュをこめながら、まったくのオリジナル脚本。
モノクロ&無声にほぼ徹した分を車両やセット、衣装の世界観
モブシーンのリアルさに費やし、プロの技をみせてくれます。
要所に名犬リンチンチンを思わせる子犬の存在が、
実はこの作品の間口を非常に広いモノにしています。
という訳で、最後はちょっと真剣に観ていただきたい作品です。

ともかく、楽しいGWにふさわしい3作品、お勧めいたします。

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新春映画?! [映画]

すっかり年明けになってしまいましたが
謹んで新春の御挨拶を申しあげます。
年末から年始にかけて鑑賞した映画は
「マネーボール」
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「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」
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「リアル・スティール」
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と3作の洋画。今年の年末から新春映画は佳作ぞろいです。
しかしこの3作の中で、なにが素晴らしかったかといえば、
「リアル・スティール」にとどめを刺します。「トランスフォーマー」シリーズで培われた膨大な
CGデータに加えて、日本や海外の傑作ロボットアニメへのオマージュたるや素晴らしく
手塚先生、横山先生が存命でご覧になったなら、涙を流して喜ばれた事でしょう。
脚本や設定は荒削りの御都合主義の部分もありますが、作品の持つエネルギー感が
全てを覆します。短編小説からの世界観でここまでのストーリーを作り上げたスタッフには
脱帽のハイドでございました。本年も宜しくお願いします。
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邦画「モテキ」「DOG & POLICE」でブログ復活?(^_-)-☆ [映画]

どちらも面白かったです。モテキの方はリリーさんの怪演と、真木よう子さんのドSぶりが凄くツボでございました。前半のミュージカルばりのノリのよさは非常に楽しいのですが、と主人公に感情移入できないがちょっと残念で、後半の登場人物の行動はハイドにとってはもはやホラーかと(笑)
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市原隼人さん主演の「DOG & POLICE」はWEB上では散々ですが素直に楽しめましたし、犬好きにとっては結構な涙腺ウルウルもの。シロの演技は某携帯電話のお父さんどころの騒ぎではありません。
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こちらも肝心の事件の犯人像の追いこみが浅いのがたぶん映画好きにとっては物足りないものの十分な及第点でむしろ主人公にちょっと憧れちゃいますよ。
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「英国王のスピーチ」&「ブラックスワン」 Oscarの明と暗?! [映画]

この度の震災で被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。
震災後はいくつかの想いと仕事が錯綜し、更新を控えておりました。
本日よりリスタート致しますので宜しくお願い致します。

GW前後に立て続けにOscar受賞作を観る機会があり、さまざまな
対比に映画の良さを再認識いたしました。
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「THE KING'S SPEECH」は歴史的な事実に基づくものとはいえ
やはりホンを始めとする全てのバランスが素晴らしく、
この作品がOscarではオリジナル脚本賞をはじめ4部門を
獲得したのも頷ける出来栄えです。
またある意味、皇室にとって触れられたくない史実の映画化を
認める英国王室の懐の深さに「THE QUEEN」同様に感銘を受けました。

派手な描写はほぼなく、淡々と続くまさしく科白劇に、緊張しながらも
引き込まれる作品の力は、監督と役者の信頼関係があっての事と想像出来、
それはそのままジョージ6世とライオネルの関係にも結び付きます。
結果、前評判を二分した「ソーシャルネットワーク」が脚本の圧倒さで勝負した
ように感じられてしまい、その差が今回Oscarをもたらしたように思われます。
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かたや、Oscar受賞がなければ日本公開すら危ぶまれた?「ブラックスワン」は
ナタリー・ポートマンに初OscarのみならずGG賞と英国アカデミー賞までも
もたらした作品です。
が、しかしその他の部門で、全くといって受賞が無いのが「THE KING'S SPEECH」
とは対照的。ナタリーを限りなく引き立てたヴァンサン・カッセルすら助演男優賞にも
選ばれていないとは!ある意味今までのイメージをかなぐり捨てたナタリーへの
「頑張ったで賞」だったのか?と思ってしまうハイドでございました。
それにしてもバレエ映画でこんなにホラ―な気分を味わうとは全く想定外。
オープニングのあまりに拙いバレエを見せられてしまうと、抜擢された辺りから
エンデイングまでが全てが夢?妄想?だったのでは?とも解釈できます。
劇場でまた、観たいとは思いませんが、DVDではその辺りを確認したい
ような気もいたします。
(うーん、久々なのでちょっと切れ味が悪いです~)








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新年早くも大傑作登場?!「ソーシャル・ネットワーク」 [映画]

幕張オートサロンのお祭りさわぎ?!を拝見した後に
観てきました話題作「ソーシャル・ネットワーク」
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ザ・ホワイトハウス(原題はThe West Wing)の名シナリオライターで知られる
ア―ロン・ソーキンの脚本をセブンのD・フィンチャーが監督し、制作総指揮は
なんとケビンスペイシ―!1960年前後生まれのスタッフが結集して21世紀の
ITビジネスの世界を描きだすという、同世代のハイドにとって記念碑的な作品です(泣)

しかし、この作品の素晴らしさは、そこに青春のほろ苦さ、友情、失意を加え
素晴らしい映像と音楽の完成度で客に、じっくりと語りかけてくるところです。

それはSFでありながら、同様のテーマを語りかけてくる傑作「ガタカ」にも似て
期待にたがわぬ芸術的な脚本と構成、美しい映像と音楽のダイナミズムで
観客を、その圧倒的な世界に没頭させます。
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エンタテイメントがドキュメンタリーを超える瞬間とでもいえましょうか?

このように書くと、なんとなく海外ドラマ&ドキュメンタリーのようで、
家の大画面テレビでも十分では~と言われてしまいそうですが、そんな方にひと言。

監督フインチャーの最大の功績は、ソーキンの脚本に映画的ダイナミズムを与えた事。
音楽やスポーツのシーンは先述のガタカのような動と静的美しさがあり、
おそらく二人の互いの良いところが、最大に発揮された作品です。
大画面、大音響で見た方が圧倒的に良いので、皆様もぜひ劇場に!
じわじわと観客が増えるタイプの映画ですし、多分オスカーの各賞は間違い無いでしょう。

そうそう、ヒロインのル―二―・マーラーも気品があって収穫でした。
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デートムービーにはどうか?と思いつつ、
IT系に興味があるカップルや現役学生など意外と幅は広いと感じました。
但し英語は早すぎです~(^^;;



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